8/25 にぎわい堂稽古だより

「手話落語」
 SN3O0022舞台全体
SN3O0023手話落語

昨日あびこ観音寺の福祉会館であった手話落語の会の昼の部を見せてもらった。
声の出ない演者には、桂福六さんが落語口調で同時通訳されていたが、聞き手が健常者だけの場合や落語をあまり知らない方たちの場合にこれはとても良い方法だと思った。
 この同時通訳は、手話がわかる・落語的にしゃべることが出来るという要素がいるので誰にでもできることではないが、福六さんは大変上手にされていた。
 最初にされた4名の方は聴覚障害があって、喋りが達者にできない方だったと思われるが、
皆さん活き活きと笑顔で話されていたのが印象的だった。
 トリの福団治師匠は「蜆売り」をされたが、落語も手話も、両方ともプロの技をみせてくださった。

 聴覚障害やいろいろな理由で、喋るのに支障をもっている人が人前に出て落語をするということはとても勇気のいることだと思うが、内向きに向かってしまう心を外向きに、前向きにする大きな力があるように思う・・・!?

 福団治さんが「手話で楽しむ あいうえお」という本(たぶん福団治さんの手話の本としては2冊め?)をだされた。厚さは薄いが中身の濃い、約50ページ(¥500)の本だが、過労(?)で声を失って、3ヶ月間入院して声を取り戻したという話や手話落語誕生の経過がよくわかる。

 聴覚障害の子どもさんが手話落語によって心を開くことができた話や90歳の方の話など、この本で福団治さんの思いや考え方、行動を通して、耳が聴こえない人だけでなく、耳が聴こえる人にも自分の気持ちを他の人に伝えるために何が大切なのかという事(落語をする時の大事なヒントもいただいた)とともに人間としての生き方も教えてもらった。

手話落語
 この本に関する問合わせは、日本手話落語協会Tel/Fax06-6622-7848 Email:fukudanji@yahoo.co.jp
へお願いします。)

SN3O0013富田さん
※ 福団治さんに手話を指導した冨田昭治先生。現在、ご自宅でボランティアで手話を教えておられるそうです。


手話寄席プログラム 10時~12時20分

①宇宙亭 福だんご 「酔っぱらい」(解説 桂 福六)
②宇宙亭 新福   「長短」   ( 同  上  )
③宇宙亭 笑任   「富くじ」  ( 同  上  )
  仲入り
④桂 福楽  南京玉すだれ
⑤宇宙亭 のんき  「むかで」  (解説 桂 福六)
⑥宇宙亭 あんみつ 「恋わずらい」
⑦宇宙亭 きらら 「どろぼう」
⑧ 大喜利  伝言ゲーム
⑨桂 福団治    「蜆売り」 
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